挑戦の先には、必ずワクワクがある。いつでも楽しむ気持ちを忘れない

社員インタビュー 挑戦の先には、必ずワクワクがある。いつでも楽しむ気持ちを忘れない
社員インタビュー 挑戦の先には、必ずワクワクがある。いつでも楽しむ気持ちを忘れない

デザイナー
小林 宙輝/2018年 中途入社

山形県高畠町出身。新潟のデザイン学校を卒業後、他の印刷会社で3年間DTPオペレーター、製本などを経験した後、川島印刷に入社。現在はグラフィックデザインをメインにクライアントの販促ツールを制作しています。


入社の決め手

幼い頃から工作や絵を描くことが好きで、よく「つくってあそぼ」やでんじろう先生の番組を見て育ちました。番組を見ながらマネして作ったり、自分なりにアレンジしてみたり、夢中になっていました。そんな私が将来を考えはじめた中学の頃、美術の先生に「モノづくりや美術系の仕事も向いてそうだね」と言われて、「そんな道もあるのか」と視野が広がったのを覚えています。

高校ではモノづくりが学べる旧米沢工業高校(現 米沢鶴城高校)に進学し、プログラミングや機械加工などを学んでいました。進学を考えるうちに「やっぱりデザインがやりたい」という気持ちが強くなり、高校の3年間で自分の本当にやりたいことが明確になりました。

そこから県外のデザイン専門学校へ進学して、デザインの基礎やツールの使い方を学びました。卒業後は地元に戻って仕事をしたいと思い、市内の印刷会社に就職しました。DTPオペレーターや製本など、いろんな業務を経験していくうちに、「もっと人の役に立ちたい」という思いが大きくなり、転職を決意しました。

転職活動をする中で川島印刷を見つけました。クライアントのためを考えて、相手の悩みを解決することを大切にしているこの会社の理念と、自分の「困っている人を放っておけない」性格がぴったり合っていると感じ、たくさんの企業を見た中で「ここしかない」と思い応募しました。

仕事とやりがい

入社からあっという間に6年目。これまでデザイナーとして様々な販促ツールをデザインしてきました。入社当時の私は、積極的に外に出ることが少なく、世の中のことをあまり知りませんでした。米沢のこともあまり知らず、どんなイベントがあるのか、どんな企業があるのかも分かっていませんでした。仕事でも指示通りに作ることが多く、視野が狭かったと思います。だから毎回同じものしか作れない課題もありました。

そんな時、先輩から「知らない世界を知ることで新しい知識が入ってくるから、もっと外に出たほうがいい」とアドバイスをもらったことがきっかけで、少しずつイベントに参加したり、写真撮影に出掛けたりするようになりました。そうすると、デザインの中にも良い変化を感じるようになりましたし、何事も自分からやってみようかなと思えるようになりました。今ではいろんな掲示物を見たり、外から刺激を受けることを意識しています。

仕事とやりがい

クライアントと実際に会って話をすることも、モチベーションを上げる大切なポイントになっています。実際に会って話すことで、知らなかった世界が広がりますし、新しい発見があってワクワクします。関わった案件のイベントにはできるだけ足を運んで、反応を直接聞くようにしています。そうすると喜んでもらえたり、自分が手掛けたものの反響が見えるようになり、「人の役に立てたんだ」と実感することができます。

また、特に私は作業効率を考えることが好きで、「どうすればより早く・より簡単にできるか?」を日々考え、工夫するようにしています。例えば、短納期の案件でもできる限り応えたい。高校時代に学んだプログラミングの考え方が今の仕事に活きていますし、それを活かしてクライアントの役に立てる瞬間がやりがいになっています。

印象に残っている案件は、川西町役場さまの「川西町観光パンフレット」です。初めてのプロポーザル案件で、企画から紙面構成、取材まで全て自分で考えて進める大きな仕事でした。「自分にできるのか?」という不安が大きく、怖さもありましたが、どうせやるなら採択を目指そうと覚悟を決めました。企画ものが初めてだったのでとにかく調べたり、先輩にアドバイスをもらいながら企画書を作り、たくさんプレゼン練習を重ねて挑みました。無事に採択されたときは嬉しかったです。

その後の制作工程では、取材やカメラ撮影、飲食店との交渉など、初めての経験ばかりで大変でした。しかし、チームで役割分担しながら進め、無事に完成。大きな達成感がありました。

この経験は、私にとってターニングポイントになりました。プロポーザル案件では責任者が自分。責任を背負う覚悟を学びましたし、当事者意識が芽生えた瞬間でした。今ではクライアントとの打ち合わせでも受け身にならず、自分から質問したり、営業任せにしないようになったと思います。

仕事とやりがい

今チャレンジしていること

今チャレンジしていること

会社が「心意気を見える化する」ことを使命として掲げてから、心意気を引き出すメンバーに入りました。このことをきっかけに自分が担当した案件では、作り手がどんな心意気を持っているのかを考えるようにしています。心意気を見つけることは難しいですが、相手が大切にしていることを掴めるようになりたいと思っています。

最近は、身近な作り手の心意気を紹介する「心意気コラム」にも挑戦していて、案件以外でも心意気を考えることが増えました。「これが心意気かも!」とひらめいた瞬間がたまらなくワクワクしますし、心意気を引き出せるデザイナーを目指して自分なりに取り組みを増やしています。

会社の好きなところ

会社の好きなところ

社員同士の仲が良く、何でも発言しやすい雰囲気があります。私は話をすることが好きなので、楽しく働けています。

そして、チャレンジできる場面が多いのも魅力です。プロポーザル案件もそうですが、挑戦する機会があって、そしてその時は必ず周りがサポートしてくれる。安心してチャレンジできます。

社員の声をちゃんと聞いてくれるところもありがたいです。私は作業効率を上げるためにパソコンの周辺機器にこだわりがあります。「こうしたほうが作業しやすい」と提案すると、状況を見て取り入れてくれることもあります。働きやすい環境を一緒に作っていける会社だなと思います。

私の心意気

『挑戦の先には、必ずワクワクがある』

幼い頃からワクワクすることが好きです。モノを作ったとき、新しいことを知ったとき、人の役に立ったとき‥いつも楽しい気持ちを持っていました。だから、たとえ困難なことに挑戦するときも、その先に必ずワクワクすることがあるはずだと信じて、前向きに捉えるようにしています。ずっと楽しむ気持ちを忘れずにいたいと思います。